1うるわしのクランクイン ~初撮影は初デート~
映画『うるわしの宵の月』の撮影が初日を迎えたのは、2025年10月上旬。道枝駿佑が演じる市村琥珀と、安斉星来が演じる滝口宵の初デートシーンから撮影は始まり、ふたり揃ってのクランクインとなった。まず、和菓子屋でロケを行い、デートコースそのままにお団子を持って公園に移動。シーンの流れ自体は決まっているが、細かな動きやリアクションはほぼアドリブで撮影されていく。そこで珍しい動物を見かけ、「可愛い」と楽しそうにスマホで撮影する琥珀と、そんな琥珀を楽しそうに見ている宵の可愛さ。それを見守る竹村謙太郎監督からも、「いいですね!」と声が掛かる。ふたりはすでに琥珀と宵そのもの。それもそのはずで、イメージにぴったりな道枝と安斉ありきで映画の企画も動き出したが、もともとふたりは原作ファン。道枝はいつか琥珀を演じてみたいと憧れており、また安斉は宵と自身が内面的に似ていると思っていた中で、今回の出演となった。だからこそビジュアルに関しては、撮影前からこだわりを見せ、原作サイドやスタッフと意見を交えながら、琥珀と宵を文字どおり見事に実写化。道枝は琥珀の特徴と言えるヘアを再現するため、カラーリングとカメラテストを繰り返しながら完璧なプラチナブロンドに髪を染め、安斉もシーンや心情によって前髪やメイク自体も変えるなど研究しながらキャラクターを作り上げた。初デートのドキドキとときめき、初日の緊張感と高揚感が重なったクランクイン。スタッフもふたりを見て、あらためて「琥珀と宵だ」と嬉しそうに口にしていた。












